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子どもの発達としつけの方向性

子どもの発達にしたがい、周囲の人々が採るべき適切なしつけのあり方は変化します。

0~1歳代:叱らないでしつけるための「理解の土」づくり

ルールを理解することも、ルールを実行することもできない段階のお子さんには、どんなに叱っても意味がありません。親や周囲の方は、叱らないで済むような対応をするしかありません。叱っても、しつけてもしょうがないのですから、叱ったりしつける必要がない環境作りが必要です。

触れられたくないモノは、お子さんが手を出せないようなところに避難させましょう。また、お子さんが危険な状況にならないよう、危険個所に近付けない工夫が必要です。

2歳代:「なぜいけないか」を説明する

親や周囲の大人の方の言うことを、少しずつ理解できるようになる年代です。しかし、ルールは理解はできるにしても、まだルールを実行することはできません。

たとえお子さんが「わかった!」と言っても、また同じことを繰り返します。理解はできても、そのルールを実行することはできないからです。何回説明しても、ルールを守ることができないとしても、お子さんを叱るのではなく、「これを触ると痛いよ」など、「なぜいけないのか」を根気強く説明するように心がけましょう。

簡単な話ではありませんが、根気強く、説明することだけに注力してください。

3歳代:説明とともにお子さんと一緒に考える

この年代になると、お子さんはルールを理解することができるばかりではなく、その理解度合いも深まります。さらに、ルールを少しずつ守れるようになります。

「何がいけないのか」「どうしていけないのか」を繰り返し伝えることで、ルールをしっかり守れるお子さんに成長することができます。

一方的に伝えずに、「これはいいことかな?」とお子さんと一緒に考えるようにしましょう。